キャスター3話の元ネタは小保方さん?STAP細胞はあったの?

キャスター3話の元ネタは小保方さん?STAP細胞はあったの? ドラマ

ドラマ「キャスター」第3話を見ていて、

「もしかして、小保方さんのSTAP細胞騒動が元ネタなのかな?」

と思った方、多いんじゃないでしょうか。

篠宮楓が必死に「iL細胞は存在するんです!」と訴えるシーンは、まさにあの時代を思い出させますよね。

そしてもうひとつ気になるのは、

「元ネタのSTAP細胞って、結局本当に存在したのか?」

という疑問です。

ネットでは「アメリカで発見された」とか「デマだった」とか、いろいろな噂が飛び交っています。

今回は、以下のドラマ「キャスター」3話の元ネタについて調べてみました。

  • キャスター3話の元ネタは小保方さん?
  • キャスター3話の元ネタSTAP細胞はあったの?

それでは、「キャスター3話の元ネタは小保方さん?STAP細胞はあったの? 」の記事をお届けします。

キャスター3話の元ネタは小保方さん?

ドラマ「キャスター」第3話の元ネタは、小保方晴子さんとSTAP細胞事件をモチーフにしたものと考えられます。

なぜなら、ドラマの展開やセリフに、実際の事件との共通点が非常に多いからです。

キャスター第3話の元ネタとの共通点とは?

ドラマ「キャスター」第3話と小保方晴子さんのSTAP細胞事件には、いくつかの共通点があります。

  • 篠宮楓(のんさん)が新たな万能細胞「iL細胞」を発表する → 小保方さんも「STAP細胞」を発表
  • 篠宮楓が「iL細胞は存在するんです!」と涙ながらに訴える → 小保方さんも「STAP細胞はあります!」と記者会見で主張
  • 篠宮楓に不正疑惑がかかり世間からバッシングされる → 小保方さんも不正問題で世間から大きなバッシングを受けた

このように、ドラマと現実の出来事には多くの重なる部分があるのです。

また、Yニュースでも、「第3話の内容は、2014年のSTAP細胞問題を思い出させる」という記載がされています。

第3話のストーリーと「iL細胞は存在する」のセリフは、2014年のSTAP細胞問題をほうふつとさせた。

東スポ

つまり、ドラマ「キャスター」第3話は、フィクションではあるものの、明らかに小保方さんとSTAP細胞問題を意識して作られているというわけです。

キャスター第3話の元ネタと現実の違いは?

一方で違う点もあります。

ドラマ「キャスター」では、希望のある未来(ノーベル賞受賞者との協力)へと繋がっていきます。

しかし、実際の小保方さんのケースは、論文撤回・博士号取り消し・理研退職という非常に厳しい結果になりました。

また、ドラマの中では教授(栗林)が自殺未遂に終わります。

しかし、現実では小保方さんの指導者だった笹井芳樹氏が自殺するという痛ましい出来事も起きています。

つまり、ドラマは小保方事件をベースにしつつも、フィクションとして希望を描いたドラマになっているわけですね。

キャスター3話の元ネタのSTAP細胞はあったの?

ドラマ「キャスター」3話の元ネタとなったSTAP細胞は存在しないと公式に否定されています。

では、なぜこんな大きな騒動になったのでしょうか?

詳しく見ていきましょう!

STAP細胞否定の理由とは?

STAP細胞については、以下の理由から存在が否定されています。

調査結果による否定!

理化学研究所の調査チームは、「STAP細胞は存在しなかった」と発表しました。

実際には、他の細胞(ES細胞)が混ざっていたことが判明しています。

再現実験の失敗!

世界中の研究者がSTAP細胞の再現に挑戦しましたが、誰一人成功しませんでした。

小保方さん自身が参加した検証実験でも、再現はできなかったことが明らかになっています。

論文の撤回!

2014年7月、科学雑誌「Nature」はSTAP細胞に関する論文を正式に撤回しました。

理研による最終結論!

2014年12月、理化学研究所は「STAP細胞は最初から存在していなかった」と公式に結論づけました。

このように、科学的な検証と調査の結果、STAP細胞は存在しなかったと断定されています。

キャスター3話の元ネタのSTAP細胞がアメリカで特許?

ドラマ「キャスター」3話の元ネタのSTAP細胞特許をアメリカが取ったという情報は、噂や誤解によるものです。

バカンティ教授(STAP論文の共著者)が「STAP細胞は存在する」と主張しました。

しかし、それを裏付ける科学的証拠は示されていません。

特許出願に関して、特許を取ったという話もありますが、これはSTAP細胞そのものではなく関連技術の特許であり、細胞の存在証明とは無関係のようです。

変更後は「多能性細胞を生成する方法」が「Oct4を発現する細胞を含有する細胞塊を生成する方法」に変わっていた。多能性であることに限定しない内容になっている。

Yahooニュース

アメリカ特許庁も、STAP細胞に関しては最終的に拒絶判断をしているようです。

STAP細胞の関連する新しい研究は?

2016年、テキサス大学ヒューストン校の研究チームが、「マウスの骨格筋から幹細胞になる新しい細胞群を発見」しました。

これが一部で「STAP細胞に似ている」と言われましたが、全くの別物であることがわかっています。

成体組織における多能性細胞様細胞の存在は、長年、論争の種となっていました。多能性幹細胞が、分化した体細胞組織から生じ得ることはまだ、これまで証明できていませんでした【編注:その一例として小保方氏の米国留学時代の論文が紹介されている】。しかし、本研究では、骨格筋が負傷したような強い刺激によって細胞の再プログラミングが開始され、多能性細胞様細胞を得ることを明らかにしました

エキサイトニュース

つまり、アメリカで本当にSTAP細胞が発見されたという証拠は存在しないということですね!

まとめ

「キャスター3話の元ネタは小保方さん?STAP細胞はあったの?」を最後までご覧いただきありがとうございました。

ここまでお伝えしたように、ドラマ「キャスター」第3話の元ネタは、小保方さんとSTAP細胞事件をベースにしたフィクションてす。

STAP細胞そのものは、存在しなかったと公式に結論づけられているアメリカで発見されたという噂も、誤解や噂にすぎないというのが、今回の結論です。

ドラマ「キャスター」は、事実をそのまま描くのではなく、あくまで元ネタを再解釈した物語として楽しむのが正解です。

とはいえ、元ネタとなった小保方晴子さんやSTAP細胞問題は、今でも考えさせられるテーマです。

科学とは何か、研究倫理とは何か、世間の目とはどういうものか―― 。

ドラマ「キャスター」第3話を見ることで、そんな深いテーマにも少し触れることができるかもしれませんね。

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