2025年10月1日からスタートするドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう(もしがく)」。
豪華キャストと脚本は三谷幸喜さんが25年ぶりに手掛ける民放ドラマということで話題になっています。
そんなドラマ「もしがく」は1980年代の渋谷が舞台になっています。
そこで気になってくることはドラマの実話部分やモデルになっているところではないでしょうか。
そこで今回はドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」について以下のことを調べてみました。
- 【もしがく】は実話?
- 【もしがく】WS劇場のモデルは実在するストリップ劇場?
ということを「【もしがく】は実話?WS劇場のモデルは実在するストリップ劇場?」と題して記事をお届けします。
【もしがく】は実話?
三谷幸喜さんのインタビュー動画がTVerにUPされました!
— 水10ドラマ『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう』【フジテレビ公式】 (@moshi_gaku) September 2, 2025
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ドラマ「もしがく」は実話ではありません。
三谷幸喜さん脚本の完全オリジナルストーリーです。
ですがモチーフとなっているのは三谷幸喜さん自身ということをインタビューで語られています。
インタビューでは
物語は9割フィクションなんですが、設定としてはほぼ実話に近い僕の体験談です。
ということを語られています。
三谷幸喜のモデルは誰?
そんなドラマ「もしがく」の脚本を手掛けた三谷幸喜さんをモデルにした役は神木隆之介さん演じる蓬莱省吾です。

蓬莱省吾は新人の放送作家です。
ジャケットにネクタイで三谷幸喜さんをモチーフにされていることがわかりますね。
【もしがく】WS劇場のモデルは実在する?
ドラマ「もしがく」の舞台となるWS劇場は実在するストリップ劇場だと思われます。
インタビューで三谷さんはこう語っています:
「実際に渋谷のストリップ劇場でバイトしていたことがあって、そこで芸人たちのコント台本を書いていた。」
この証言から、渋谷に実在したストリップ劇場がWS劇場のモデルになっているのではないかと考えられます。
たとえば、かつて渋谷には「渋谷道頓堀劇場」「渋谷ロック座」といった有名なストリップ劇場が存在しており、コントや芝居が行われる“演芸”寄りの演出もあったようです。
三谷さんが台本を書いていたのも、こうした劇場のいずれかとみられます。
【もしがく】WS劇場のモデルのストリップ劇場はどこ?
WS劇場のモデルのストリップ劇場はどこだったのか調べてみました。
そうすると現在も営業してるところを含めて3店舗あったので紹介していきます。
① 渋谷OS劇場(通称:ヌード渋谷OS劇場)
- 場所: 渋谷区道玄坂1丁目
- 特徴: 小規模ながらステージと花道があり、観客との距離が近い。コントやショーも上演されていたという証言あり。
- 共通点: 三谷幸喜が「台本を書いていた」と語る劇場像と一致。
- 閉館: 2003年頃
🔎 → “裏路地にある小さな劇場”という点がWS劇場と酷似。
② 渋谷ロック座
- 場所: 道玄坂2丁目(109の裏手あたり)
- 特徴: 現在も営業中の老舗ストリップ劇場。歴史は古く、1970年代から活動。
- 共通点: 1980年代にも存在し、華やかな渋谷文化の象徴の1つ。
🔎 → 派手なネオン、雑多な街並みの中にある劇場という視覚イメージはWS劇場と近い。
③ 渋谷道頓堀劇場(旧・渋谷ミュージック)
- 場所: 道玄坂1丁目
- 特徴: かつて演芸とストリップを融合させた構成で、コントや漫才のステージもあったとされる。
- 共通点: 「演劇」「笑い」「ストリップ」というジャンル横断的なスタイルがWS劇場の雰囲気と合致。
🔎 → 三谷幸喜の演劇×笑いの原点がここにもあった可能性。
考察一覧
劇場名 | 存在時期 | 共通点 | 備考 |
---|---|---|---|
渋谷OS劇場 | ◯(〜2003) | 小規模/裏路地/コント | 最有力候補 |
渋谷ロック座 | ◯(現存) | ネオン/演出/老舗 | 雰囲気参考か |
渋谷道頓堀劇場 | ◯(廃業) | コント/雑多な演目 | 内容的に近い |
ということで個人的には三谷幸喜さんがアルバイトしていたストリップ劇場はもう廃業してる渋谷OS劇場か渋谷道頓堀劇場ではないかと考察します。
【もしがく】WS劇場のロケ地撮影場所は?
WS劇場の撮影場所は渋谷ではなく、千葉県茂原市に建設された巨大オープンセットです。
もしがくの舞台となるのは、1984年の渋谷・八分坂。
劇場やジャズ喫茶、ラブホテルが立ち並ぶ雑多な街並みを忠実に再現するため、制作陣は大胆な選択をしました。
それが、千葉県茂原市の広大な敷地に“80年代の渋谷”を丸ごと再現するオープンセットを建設することです。
坂道の中腹に建つWS劇場をはじめ、街のネオンや看板の色合い、当時の繁華街の空気感が細部に至るまで作り込まれており、まるでタイムスリップしたかのようなリアリティを演出しています。
豪華キャストも驚いた圧巻のセット
神木隆之介さんはインタビューで、
「夜に散水車で道路を濡らしてネオンを反射させていて、とても綺麗だった」
とコメント。
また、小池徹平さんも「作品のためだけに作られたオープンセットに感動した」と語っており、キャスト陣にとっても特別な空間になったことがうかがえます。
まとめ
「【もしがく】は実話?WS劇場のモデルは実在するストリップ劇場?」を最後までご覧いただきありがとうございました。
ドラマ『もしがく』は完全オリジナル作品でありながら、三谷幸喜さんの青春時代の体験が色濃く反映されています。
主人公やWS劇場はフィクションですが、モデルとなったのは1980年代の渋谷・道玄坂に実在したストリップ劇場群(渋谷OS劇場、ロック座、道頓堀劇場など)と考えられます。
実際の撮影は渋谷ではなく、千葉県茂原市に建設されたオープンセットで行われ、昭和の雑多な街並みが細部まで再現されました。
つまり「もしがく」は、9割フィクション・1割実話のエッセンスが混じり合うことで、リアルな渋谷の熱気と人間模様を描き出しているのかもしれませんね。
放送も楽しみです。
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