『薬屋のひとりごと』主人公の猫猫が度々訪れる場所に緑青館(ろくしょうかん)という店があります。
この緑青館とは、猫猫(マオマオ)とどんな関係があるのか気になる方もいると思います。
そして、緑青館とはどんな場所なのか考察していきます。
さらに、緑青館で働く三姫についても紹介します。
そこで今回は薬屋のひとりごとの緑青館について以下のことをまとめました。
- 薬屋のひとりごと緑青館の三姫の名前や年齢は?
- 薬屋のひとりごと緑青館の猫猫との関係についても!
ということを「薬屋のひとりごと緑青館の三姫の名前や年齢は?猫猫との関係についても!」と題して記事をお届けします。
薬屋のひとりごとの緑青館とは?
薬屋のひとりごとの緑青館は、花街(お座敷で芸妓の舞などの芸を楽しめる店がある街)の高級妓楼です。
妓楼というのは、遊女や芸妓を雇い、客に遊興させることを業とする店です。
緑青館では、サンデー版漫画2巻8話で寝所を共にできるという会話もあります。
そして、緑青館は王都の妓楼の中でも老舗の高級店です。
さらに、容姿だけでなく詩歌、将棋などに秀でた花街の三大美姫を抱えています。
また、三大美姫は一見の客は会うことすらできません。
ということで、薬屋のひとりごとの緑青館は代金を払い、男女が芸やお茶、夜をともにする店です。
緑青館は実在する?
緑青館の実在については明言されていません。
そして、原作者の日向夏さんは作品の内容はファンタジーであると以下のようにコメントしています。
いまだに薬屋は中国のどの時代ですかと言われるけど、中華風の文化とか衣装とか美味しいところちゃんぽんにしたファンタジーであって、ニンジャスレイヤーみたいなもんだと原作者は思っている。
— 日向夏🐗 (@NaMelanza) October 30, 2024
ということで、緑青館も実在するものではないと考えられます。
緑青館のモデルはある?
緑青館は、秦淮八艶(シンワイ ハチエン)や吉原遊郭をモデルにしていると考えられます。
なぜなら、緑青館には秦淮八艶と吉原遊郭に似ている部分があるからです。
秦淮八艶は、明清時代の南京と秦淮河沿いに実在した高級妓楼です。
詩や芸に秀でた妓女を抱えていたと言われています。
吉原遊郭は、江戸時代の遊郭で高級妓楼には太夫などの格式高い妓女がいました。
そして、日向夏さんは明時代の南京についての文献を参考にしていると語っています。
明代の妓女の伝記を書いた『板橋雑記』(平凡社)という本が参考になっています。南京の花街の妓女たちの化粧のし方、楽器などについて書いてあった(省略)。(BOOKウォッチサイト「東洋の医・健・美」展の対談より引用)
ということで、緑青館は作者の参考文献からも秦淮八艶をモデルにしていると考えられます。
そして、ファンタジーとして書くために吉原遊郭の要素も入れているのではないでしょうか。
薬屋のひとりごと緑青館の三姫の名前や年齢は?
薬屋のひとりごとの緑青館の三姫は、白鈴(パイリン)、梅梅(メイメイ)、女華(ジョカ)です。
ですが、三姫の年齢は明らかにされていません。
緑青館の花街三大美姫のシーンはアニメで絶対観たいと思っていましたので嬉しい演出でした。#薬屋のひとりごと pic.twitter.com/o0ruRbCpLP
— まやま (@not_by_black) December 25, 2023
ただし、最年長の白鈴は30代前後ではないかと考えられます。
なぜなら、白鈴は猫猫に母乳を与えていたからです。
白鈴は出産経験はありませんが、母乳が出る特異体質でした。
特異体質とはいえ、15歳以上くらいではあったと考えられます。
そして、現在の猫猫の年齢が16歳前後です。
だから、猫猫が乳飲み子の時の15歳から16年後と考えれば30歳前後といえます。
そして、3人で幼児の猫猫のことを世話していました。
よって、白鈴と梅梅、女華は離れていても7歳前後だと考えられます。
ということで、緑青館の三姫は20代半ばから30代の白鈴、梅梅、女華です。
薬屋のひとりごと緑青館と猫猫の関係は?
薬屋のひとりごと緑青館と猫猫の関係は、出生場所であり母親の家です。
猫猫の母親の鳳仙(ホウセン)は、緑青館で働く妓女でした。
妓女は子供を生むと価値が下がります。
ですが、鳳仙は羅漢(ラカン)との間に猫猫を授かります。
子を生んだことで価値が下がったため、安価で客をとり、梅毒に感染してしまいます。
薬屋のひとりごと最終回24話「壬氏と猫猫」羅漢と鳳仙、鼻に髪が掛かっているのは配慮だね…梅毒後期は鼻が落ちると言われるから…。 pic.twitter.com/8hihHUdsRg
— Legolas <(´⌯ ̫⌯`)> (@DukeLegolas) March 23, 2024
そして、精神も病み部屋に塞ぎ込んでしまったのです。
そのため、猫猫は緑青館の妓女たち、特に三姫に育てられます。
その後、猫猫は養父の羅門に引き取られますが、薬を運ぶなど緑青館に度々訪れています。
ということで、緑青館と猫猫の関係は、出生場所であり、母親や育ての妓女たちがいる場所です。
まとめ
「薬屋のひとりごと緑青館の三姫の名前や年齢は?猫猫との関係についても!」を最後までご覧いただきありがとうございます。
今回は薬屋のひとりごと緑青館についてまとめました。
- 薬屋のひとりごと緑青館の三姫の名前や白鈴(パイリン)、梅梅(メイメイ)、女華(ジョカ)。
- 緑青館の三姫の年齢は20代後半から30代と考察。
- 薬屋のひとりごと緑青館の猫猫との関係は出生場所で母親や育ての妓女たちがいる場所。
薬屋のひとりごとは、緑青館という妓楼で働く三姫と、後宮の妃たちという身分は違う華やかな女の園の世界が見られることも魅力のひとつといえます。
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