『薬屋のひとりごと』2期40話で猫猫(マオマオ)は翠苓(スイレイ)に誘拐されました。
なぜ猫猫が誘拐されたのか理由が気になる方もいるのではないでしょうか。
そして、猫猫の誘拐が漫画では何巻何話で描かれているのかも紹介していきます。
そこで今回は薬屋のひとりごと猫猫の誘拐について以下のことをまとめました。
ということを「薬屋のひとりごと猫猫の誘拐はなぜ?漫画の何巻何話?」と題して記事をお届けします。
薬屋のひとりごと猫猫の誘拐はなぜ?
薬屋のひとりごと2期で猫猫が誘拐された理由は2つです。
猫猫を誘拐した上記2つの理由は、翠苓と子翠(シスイ:楼蘭妃)の目的のためです。
では、なぜ猫猫の誘拐が翠苓と子翠の目的になるのか解説していきます。
猫猫が誘拐された理由①口封じ
猫猫を誘拐し口封じした理由は、子一族の謀反を遂行し内部から壊滅させるためでした。
翠苓と子翠は、腐敗した一族に嫌気が差していました。
子一族の実権は神美(シェンメイ)が握っています。
そこでは、賄賂や媚びを繰り返す者だけが優遇されていました。
そこで、翠苓と子翠は謀反を遂行、失敗させることで一族を内部から崩壊させようとしたのです。
さらに、神美には先帝への深い憎しみがあります。
謀反を起こし、神美が先帝のいた後宮に対しての恨みを果たさせてあげる意味もありました。
ということで、猫猫の誘拐による口封じの理由は、子一族の謀反を遂行させ失敗による内部崩壊と、神美の思いを果たす目的のためです。
つまり翠苓と子翠は一族に嫌気はさしていたが、謀反を未然に防がれてはいけなかった言うことになります。
猫猫が誘拐された理由②子どもたちの救出
猫猫が誘拐されたのは、子一族の子どもたちを守るための計画を託すためでした。

薬師である猫猫だからこその、命を救う役割があったのです。
翠苓と子翠は、腐敗した子一族の内部崩壊を狙っていました。
しかし、その過程で罪のない子どもたちまで処罰される可能性があります。
子どもたちだけは救いたいと願っていたのです。
ですが、混乱の中で子どもらに直接接触できない状況も考えられます。
そこで、蘇りの薬を使い一度子どもたちを仮死状態にし、処罰の対象から外す計画をたてました。
- 蘇りの薬によって蘇生する子どもたちの対処を薬師である猫猫に託すこと。
- 子翠が壬氏(ジンシ)に「一度死んだ者は見逃してほしい」と頼むこと。
壬氏も先帝に関わる血筋の子翠の頼みを無視できません。
ということで、猫猫を誘拐した理由は、薬師として一族の子どもたちの命を託せるからです。
薬屋のひとりごと猫猫の誘拐はどうなる?
薬屋のひとりごと猫猫の誘拐は、翠苓と子翠の目的を達成します。
猫猫は子翠に言われるままに子どもたちのいる場所にいました。
その後、猫猫は子一族を制圧した壬氏らによって救出されます。
翠苓と子翠の計画通りにすべてが進んだのです。
子一族の子どもらと記憶を無くした翠苓は、元四夫人である阿多妃(アードゥオヒ)が引き取りました。
ということで、猫猫の誘拐は翠苓と子翠の思惑通りになったのです。
薬屋のひとりごと猫猫の誘拐に羅漢はどうした?
薬屋のひとりごと猫猫の誘拐を知った父親の羅漢(ラカン)は、壬氏に激怒しました。

羅漢は猫猫を救出のために、軍を動かしてほしいことを壬氏にお願いします。
このアニメ44話のシーンは、「羅漢パパ」とSNSで言われ羅漢を好きになる人も多いです。

自分に良くしてくれた羅門に弱い羅漢パパもくそ可愛いし、娘のために乗り込んでくるところも良きだし、軍を動かすために跪くところもかっこいいし…最高のパパ活躍回だった
ということで、猫猫の誘拐に父親の羅漢が動いたことで壬氏は軍を率いる決意をします。
羅漢の動きは、猫猫の誘拐からの救出へ物語が動く重要回です。
薬屋のひとりごと猫猫の誘拐は漫画の何巻何話?
薬屋のひとりごと猫猫の誘拐は漫画2種類ともすでに描かれています。
- ビッグガンガン版『薬屋のひとりごと』14巻70話「巣食う悪意(前編)」
- サンデー版『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳』15巻60話「巣食う悪意(1)」

ビッグガンガン版最新刊15巻(2025年6月)では、誘拐の結末まで描かれていません。
なので、猫猫の誘拐の真相を漫画で早く知りたい場合はサンデー版をおすすめします。
また、小説では4巻7話(ヒーロー文庫)で描かれています。
まとめ
「薬屋のひとりごと猫猫の誘拐はなぜ?漫画の何巻何話?」を最後までご覧いただきありがとうございました。
今回は薬屋のひとりごと猫猫の誘拐についてまとめました。
薬屋のひとりごと猫猫の誘拐は2回目です。
もともと猫猫が後宮で暮らすようになったのも、人さらいからでした。
猫猫が誘拐されても恐れず適応する性格であることは、翠苓と子翠にとって計画のうちだったかもしれませんね。
コメント