薬屋のひとりごと2期の27話「冬人夏草」で亡くなった中級妃の静妃(ジンヒ)は、どんな人物なのでしょうか。
また、中級妃とはどのような位なのか気になる方もいると思います。
そして、中級妃の静妃の事件について、内容、動機、人物を紹介していきます。
そこで今回は薬屋のひとりごとの静妃について以下のことをまとめました。
- 薬屋のひとりごと中級妃の静妃は何者?
- 薬屋のひとりごと中級妃の静妃が亡くなったのはなぜ?
ということを「薬屋のひとりごと中級妃の静妃は何者?亡くなったのはなぜ?」と題して記事をお届けします。
薬屋のひとりごと中級妃の静妃は何者?
薬屋のひとりごと中級妃の静妃は高官の娘です。
そして、中級妃の中でも上位の存在でした。
ですが、静妃は嫉妬心が強く性格に難があると上級妃である玉葉妃に言われています。
また、静妃は玉葉妃に毒を持った疑惑があり壬氏も目をかけていました。
さらに、帝が静妃のお通りのない嫉妬心から、他の妃に嫌がらせをしています。
静妃は他の妃への中傷や、立場の低い人へ暴力を振るうこともありました。
ということで、中級妃の静妃は高官の娘で位は高いですが、帝のお通りのない嫉妬心から性格を問題視されている人物です。
中級妃とは?上級妃と下級妃との違いは?

薬屋のひとりごとに登場する中級妃は、後宮での妃区分です。
後宮は、帝の世継ぎを残すため多くの妃がいます。
そして、それぞれ上級妃、中級妃、下級妃に分かれています。
その区分は、家柄、美しさ、賢さ、帝からの寵愛度合いによります。
そして、明確な違いは以下です。
- 下級妃:個別の部屋を与えられ「部屋持ち」と呼ばれる。
- 中級妃:建物全体を与えられ「棟持ち」と呼ばれる。
- 上級妃:広い宮殿を持ち「宮持ち」と呼ばれる。自分専用の侍女を持てる。
よって中級妃の静妃は、上級妃になれないのは帝の寵愛がないことが大きな要因といえます。
ということで、薬屋のひとりごと中級妃は家柄、美しさ、賢さ、帝からの寵愛度合いで区分された妃の区分のひとつです。
中級妃の静妃の初登場は何巻何話?
薬屋のひとりごとアニメ2期27話「冬人夏草」の中級妃の静妃は以下で描かれています。
小説3巻5話〜6話「冬人夏草(前・後編)」
漫画サンデー版9巻第34話〜35話「冬人夏草(前・後編)」
中級妃の静妃は、「冬人夏草」回で死亡のため今後の話には出てきません。
薬屋のひとりごと中級妃の静妃が亡くなったのはなぜ?
薬屋のひとりごと中級妃の静妃が死んでしまったのは、女官の涛(タオ)との関係のもつれからです。
女官の涛の顔は中級妃の静妃に似ていたため、いじめの対象となっていました。
そして、涛には文官との結婚話が進んでいて、静妃の嫉妬心に拍車が掛かってしまったのです。
ある時、中級妃の静妃と涛は口論の末、事故なのか静妃を殺害してしまいました。
ということで、中級妃の静妃が死んでしまったのは、失踪していた女官の涛(タオ)との関係のもつれからです。
薬屋のひとりごと中級妃の静妃の遺体はどこ?
薬屋のひとりごと中級妃の静妃の遺体は、涛と侍女5人によって後宮に埋められました。
静妃の葬儀で弔われていたのは、静妃ではありません。
失踪した女官の涛です。
なぜなら、涛は侍女5人と静妃の死を誤魔化したが、隠しきれなくなった侍女たちが涛を殺害したからです。
涛と侍女5人は、涛が殺害した静妃の遺体を後宮に埋めました。
からの、妙にキノコが生える北区と妙な匂いの話題。その答えは“冬人夏草”だった。
— ろめろー (@nananan_kiliko) January 26, 2025
割とエグい真相やな#薬屋のひとりごと pic.twitter.com/CPOr0qkU1W
公には静妃は体調を崩して、引きこもっていることにしたのです。
そんな中、壬氏は静妃の毒盛り疑惑の監視と体調を伺うため、月に一回会いに来ていました。
その際は、静妃と似ている涛が包帯で顔を隠した姿で、静妃として壬氏に会っていたのです。
しかし、侍女5人は涛の結婚話が進むと静妃に偽装する人物がいなくなってしまうと考えました。
そのため、侍女らは涛を毒茸で殺害し、静妃の遺体として葬儀に出したのです。
ということで、薬屋のひとりごと中級妃の静妃の遺体は、涛と侍女5人によって後宮に埋められました。
中級妃の静妃の葬儀に現れたのは誰?理由は?
薬屋のひとりごと中級妃の静妃の葬儀に現れたのは、下級妃の宋妃(ソウヒ)です。
なぜなら、中級妃の静妃より身分の低い下級妃の宋妃はいじめの対象だったからです。
さらに、宋妃は裕福な商家の生まれで気立てもよく、帝のお通りもありました。
なので、静妃からのいじめも苛烈でした。
ある時、宋妃は顔がただれ、髪が抜ける毒茸の症状を発症します。
毒茸を盛った犯人は静妃と言われていましたが、証拠はなくお咎めもありませんでした。
そのため、宋妃は毒茸で顔もただれ髪の抜けた醜い静妃を見に葬儀に現れたのです。
ということで、中級妃の静妃の葬儀に現れたのは、いじめに遭っていた下級妃の宋妃です。
中級妃である静妃の性格が悪いことを象徴するエピソードになっています。
中級妃の静妃の侍女たちの犯行と動機は?
薬屋のひとりごと中級妃の静妃の5人の侍女の犯行は以下です。
- 涛による静妃殺害の隠蔽作業
仕える静妃が不在になることによる侍女たちの立場の変化を避ける保身のため。
静妃にいじめを受けていた涛への同情のため。 - 侍女たちによる涛の殺害と静妃の遺体偽装
涛の結婚による静妃偽装が不可能になるため、涛を殺害し遺体を静妃として葬儀に出す。
葬儀の際、中級妃の静妃の死因は、「気位の高さゆえ、(後宮生活が)耐えられず毒茸で自死」という侍女の証言で片付いています。
ということで、中級妃の静妃の5人の侍女は自らの保身のために2つの犯行を起こしています。
まとめ
「薬屋のひとりごと中級妃の静妃は何者?亡くなったのはなぜ?」を最後までご覧いただきありがとうございました。
今回は薬屋のひとりごと静妃についてまとめてきました。
- 薬屋のひとりごと中級妃の静妃は、位は高いが嫉妬心が強く他人に当たる人物。
- 薬屋のひとりごと中級妃の静妃は失踪していた女官の涛と口論の末、亡くなった。
中級妃の静妃回は、薬屋のひとりごとの後宮という”女の園”の嫉妬や妬みの怖さが引き立つ回となりました。
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