『薬屋のひとりごと』では、皇帝の血筋を絶やさないために多くの妃たちが後宮で暮らしています。
その中で、皇帝の本命は誰なのか気になる方もいるのではないでしょうか。
そして、猫猫(マオマオ)の出自にも皇帝が大きく関係していることが明らかになっています。
そこで今回は薬屋のひとりごとの帝について以下のことをまとめました。
- 薬屋のひとりごと皇帝の本命は誰?
- 薬屋のひとりごと皇帝と猫猫の関係は?
ということを「薬屋のひとりごと皇帝の本命は誰?猫猫との関係は?」と題して記事をお届けします。
薬屋のひとりごと皇帝の本命は誰?
薬屋のひとりごと帝の本命は、阿多妃(アードゥオヒ)です。

なぜなら、皇帝が阿多妃を20年に以上もそばに置き特別扱いしているからです。
阿多妃は17歳で出産したときに、子どもを産めない身体になっています。
後継ぎとなる子を産めない妃は、後宮には不必要です。
ですが、阿多妃は後宮を出ても離宮に置くという異例の措置を取っています。
皇帝は、阿多妃を会いに行ける場所に置いときたかったのです。
ということで、薬屋のひとりごとの皇帝の本命は阿多妃といえます。
皇帝の初恋は?
皇帝の初恋は、阿多妃です。
皇帝と阿多妃は乳兄弟(ちきょうだい:肉親ではないが、同じ人の乳で育てられた者同士)でした。
以下の文から皇帝の初恋であったことが判明します。
「阿多にとって陽(皇帝)は友人であったが、陽にとって阿多は友人ではなかった。」
小説『薬屋のひとりごと13巻』/小説家になろう版「日常編十一、阿多の真実」
そして、皇帝が東宮(とうぐう:次の皇帝)のときに、阿多妃を妃にしています。
ということで、皇帝の初恋は阿多妃です。
薬屋のひとりごと皇帝は一途?
薬屋のひとりごと皇帝は一途に阿多妃のことを思っていると思われます。
なぜなら、以下で皇帝はずっとそばに置いている阿多妃に本音を話しています。
「おまえをどこにもやりたくなかった。」
小説『薬屋のひとりごと15巻』/小説家になろう版華佗編2「十五、告白裏」
そして、皇帝として政治や世継の子をなす皇后候補の玉葉妃(ギョクヨウヒ)を大事にしています。
ですが、玉葉妃は皇帝が阿多妃を一途に思っていることを知っています。
なぜなら、玉葉妃は1人の男に一途に愛された芙蓉妃に対して「羨ましい」と発言しているからです。
(『薬屋のひとりごと~猫猫の後宮謎解き手帳~』1巻3話)
#薬屋のひとりごと 3話
— ななし。 (@yagakimi1125) October 22, 2023
後宮の幽霊騒動
公式にある「人の心の毒を暴く」ことが物語で見せたいのかと思えた良EP
帝への寵愛と真実の愛
芙蓉妃が掴んだ真実の愛と玉葉妃の帝への愛が多くを語らずとも染み染みと伝わってくる機微の美しさが良い
恋という薬をまだ紐解けない猫猫の純粋さも非常に良い余韻 pic.twitter.com/Qi6WlyOvNW
皇帝は、皇帝として玉葉妃を愛しながら、一途に阿多妃を思っているのです。
ということで、薬屋のひとりごと皇帝は阿多妃に対して一途に思っていることがわかります。
薬屋のひとりごと皇帝の妃は何人?
皇帝の妃は上級妃は4人、中級妃と下級妃の数は明らかにされていません。
後宮には、妃と女官(にょかん:後宮に勤めている女性)は約2000人です。
そして、最下層の女官であっても帝に寵愛されれば妃になることもできます(薬屋のひとりごと公式サイト)。
なので、正確な妃の数はわかりませんが妃候補は約2000人といえます。
薬屋のひとりごと皇帝と上級妃の相関図は?
桜蘭妃は、阿多妃が後宮を去った後に入った上級妃です。
皇帝と上級妃の相関図は以下になります。

薬屋のひとりごと皇帝の本名は?
皇帝の本名は、華僥陽(カギョウヨウ)です。
東宮の時は、陽の君、昼の君と呼ばれています。
そして、皇帝は阿多妃にだけは「陽」と呼ぶことを許しています。
ちなみに皇弟である壬氏は、華瑞月(カズイゲツ)で月の君と呼ばれています。
薬屋のひとりごと皇帝と猫猫の関係は?
皇帝と猫猫は、猫猫の出自に大きく関わる関係です。
なぜなら、阿多妃の出産の際に先帝の妃の安氏(アンシ)を優先した羅門(ルォメン)は猫猫の大叔父だからです。
羅門は、花街で猫猫の養父として薬師をして暮らしていますが、かつては後宮に仕える医官でした。
ですが、皇帝に責任を問われ、膝の骨を抜かれる肉刑を受け、罪人として追放されます。
そして、処罰は羅門の一族「羅の家」全体にも影響を与えました。
「羅の家」とは、茘(リー:架空国家)の名家。常人とは異なる認識力を持つ者が多い。
猫猫の薬の分析力、羅漢の的確采配はこの血筋によるもの。ただし、興味のないことには無関心という極端な特性。
【「羅」の家は、少数精鋭!】
— あべ氏(あっち専用) (@yuzuki_gtlm) January 25, 2025
羅門(ルオメン)
医学をはじめ、知識の頂点
ただし、不幸属性が強すぎる
羅漢(ラカン)
駒のように人を扱える天才軍師
など
対抗できるのは「子」の家くらいだが、通常は派閥をつくる
「羅」家は変人揃いなので、馴れ合わずその能力のみで国の上位に
皇帝が配慮するほど pic.twitter.com/rrGwHjeuWd
羅の家の長男である羅漢(ラカン:猫猫の父)は都を追われ、長く追放されます。
なので、婚約者の鳳仙(ホウセン:猫猫の母)にも会うことができなかったのです。
そして、羅漢と鳳仙の間に生まれたのが猫猫でした。
猫猫は、皇帝が羅門を追放しなければ身分ある名家「羅の家」の娘だったのです。
皇帝が、羅門を追放したために猫猫は身分の低い花街の娘となりました。
皇帝は猫猫が羅漢の娘と気づいてる?
皇帝は猫猫が羅漢の娘であると気づいています。
「手術の成功率は高いらしいな。羅漢の娘よ。」
小説『薬屋のひとりごと15巻』/小説家になろう版華佗編2「十四、告白表」
皇帝は猫猫にはっきりと発言しています。
ということで、皇帝は猫猫が羅の家の娘であることに気づいています。
猫猫が名家の娘である事実は、壬氏と猫猫が結婚するのかしないのかの大きな要素になってくると思われます。
まとめ
「薬屋のひとりごと皇帝の本命は誰?猫猫との関係は?」を最後までご覧いただきありがとうございました。
今回は薬屋のひとりごとの皇帝についてまとめました。
- 薬屋のひとりごと皇帝の本命は阿多妃。
- 薬屋のひとりごと皇帝と猫猫の関係は猫猫の出自に大きく関わる関係。
薬屋のひとりごとの皇帝は皇帝という身分ゆえに、多くの妃を抱えています。
ですが、一途に阿多妃を思う気持ちを持っています。
その皇帝の一途さは、息子である壬氏が猫猫に向ける真っ直ぐな感情にも受け継がれているようです。
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